秋田犬保存会(本部・秋田県大館市)の第147回本部展が今月3日、大仙市の大曲市民会館第2駐車場で開かれた。初の同市開催となり、会場は多くの秋田犬ファンでにぎわった。青空の下、りりしい姿で審査に挑んだ秋田犬は、合間に出陳者との心温まるやり取りやかわいらしい表情をたくさん見せてくれた。会場が“秋田犬だらけ”だった当日の様子を写真で振り返る。
圧巻の審査風景
153匹がエントリーされた第147回本部展。秋田犬がずらりと並ぶ審査風景は圧巻だ
歓迎の花火
初の春の本部展会場となった大仙市は「花火のまち」。前日の2日には歓迎花火で開催を祝った。中には犬の顔を表現した花火も打ち上げられた
リラックス
独特の緊張感が漂う審査前、指示役のハンドラーになでられて気持ち良さそうな表情に。少しリラックスできた?
よくやった!
「よくやった!」―。出陳した部門の一席に選ばれ、嬉しそうに秋田犬に抱きつく出陳者
犬ライン
審査結果が発表される前の秋田犬。りりしい顔立ちの犬がずらりと並ぶ場面は壮観
注目の的
第145回本部展で秋保名誉章に選ばれた龍門(雄、5歳)。参考招待犬として登場すると、来場者の注目を集めていた
バタバタ…
歯並びなどを見る口腔検査のため、口を開けようとするが…。手足で抵抗する秋田犬
ヤダヤダ…
所定の場所に連れて行こうとするが、地面にべったり。この後飼い主に抱えられて移動する姿に会場はほっこり
ぼくも頑張る
犬の引き綱を持つハンドラーには大人に交じって子どもの姿も。堂々としたリードに秋田犬も程よく緊張が解けた様子
ふわふわ
くるりと巻いたしっぽも重要な審査対象。本部展当日は青空が広がり、日差しを浴びたしっぽがより一層ふわふわとして見えた
ちっちゃくたって一人前
仔犬供覧で披露された秋田犬。小さくて愛らしいが体格や気品は“一人前”
子犬ににっこり
人懐こい幼犬は会場の人気者。周囲の人たちがたちまち笑顔に変わる
友達になったよ
会場では子犬と小さな子どもが触れ合う場面も。すっかり“友達”になった様子
にぎやかに「鍋っこ」
昼休憩時にきりたんぽ鍋を囲む出陳者たち。午後にそなえてしっかりエネルギーチャージ
大きな“秋田犬”と記念撮影
大きなバルーン秋田犬の前で記念撮影する親子
※掲載写真は販売しています。お問い合わせは秋田魁新報社・企画事業部(018-888-1857)まで