秋田県能代市河戸川にある秋田犬犬舎「能代幸寿荘」で5月から6月にかけて生まれた9匹の子犬が元気に育ち、愛くるしい表情を見せている。
幸寿荘では、雄雌合わせ10匹の秋田犬を育てている。5月19日に8匹、6月23日に1匹が誕生した。5月の8匹は母優姫(ゆうひめ、4歳)が一度に産んだ。白毛、虎毛、赤毛と種類に富み、互いにじゃれ合いながら過ごしている。
「マサル」の母親は幸寿荘で生まれた
代表の本瀬純一さんは、中学1年で秋田犬保存会に入会。秋田犬ブリーダーとして売り買いに携わり約25年。平昌冬季五輪フィギュアスケート女子で金メダルを獲得したロシアのアリーナ・ザギトワ選手に贈られた秋田犬の「マサル」を生後50日から約1カ月間育てた。マサルの母親は幸寿荘で生まれた。
子犬たちの様子をインスタグラムでも発信している本瀬さんは「今が一番かわいい時期。子犬を見て、ほんわかした気分に浸ってほしい」と話している。
散歩や抱っこなどの触れ合い体験は、地域連携DMO・あきた白神ツーリズムが9月末まで県内在住者を対象に実施している「ニューノーマルあきた白神観光キャンペーン」の体験メニューに登録している。前日までに2人以上で予約すれば、通常1人4千円を千円で体験可能。問い合わせは同施設TEL090・2020・1486