「ハチとパルマの物語」ロシアで好発信 日本は5月28日から

  • 2021-03-29
  • 2021-03-29
  • NEWS
  • 219view

 ロシア版忠犬ハチ公がテーマの日ロ共作映画「ハチとパルマの物語」の製作委員会は、18日からロシアで上映が始まった同作が、週末の観客動員数で首位を獲得したと発表した。発表に合わせ、日本版ポスターのデザインも公開された。日本では5月28日から全国上映予定。

 製作委員会によると、「ハチとパルマの物語」はロシア国内の1676館で上映され、18~21日の4日間で累計39万9509人の動員を記録した。日ロ共作映画としては歴代トップの動員数だという。

 作品は旧ソ連時代の実話を基にしており、モスクワの空港に取り残されたシェパード犬のパルマと、孤独な少年コーリャの交流を描く。作中では秋田犬が重要な役割を担っており、2019年11月~20年1月に大館市でロケが行われた。タレントの壇蜜(横手市出身)が「秋田犬の里」の館長役、俳優高松潤(三種町出身)が「秋田犬会館」の館長役で出演している。

 日本人の出演者は他に渡辺裕之、藤田朋子ら。ロシア側からは、平昌五輪の女子フィギュアスケート金メダリストのアリーナ・ザギトワと、愛犬の秋田犬マサルが特別出演している。配給は東京テアトル/平成プロジェクト。

映画「ハチとパルマの物語」の日本版ポスター

>わんこがつなぐ世界と秋田

わんこがつなぐ世界と秋田

モフモフした毛並みに、つぶらな瞳、くるりと丸まった愛らしいしっぽ。たくましい身体を持ち、飼い主に忠実な性格でも知られる秋田犬は、今や世界中の人気者です。海外での飼育頭数は増え続け、本場の秋田では観光振興に生かそうという動きも活発化してきました。秋田魁新報は「秋田犬新聞」と題し、国内外のさまざまな情報を発信していきます。秋田犬を通して世界と秋田をつなぐ―。そんなメディアを目指していきます。

CTR IMG