わさおのように愛される長毛秋田犬を探せ! 13日に「わさお大賞」大阪大会

  • 2022-11-01
  • 2022-11-01
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「わさお」のように多くの人に愛される長毛秋田犬は生まれるか?―。長毛秋田犬が一堂に会し、魅力を競い合う「わさお大賞」の大阪大会が今月13日、大阪府泉大津市役所前広場で開かれる。

「わさお大賞」は、青森県鰺ケ沢町のいか焼き店の看板犬わさお(2020年6月他界)にあやかろうと、同町で毎年8月に行われていたコンテスト。20年以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続いている。大阪大会は、19年の大会で大賞に選ばれた「小次郎」(雄、5歳)を飼う河野海(つよし)さん(45)=自営業=を中心に、長毛秋田犬の魅力を広めようと活動しているグループ「小次郎と愉快な仲間たち」が昨年初めて開催。京都市の「らんらん」が大賞に輝いた。

わさお大賞大阪大会のチラシ。写っているのは、昨年の大会で大賞に輝いた「らんらん」

今年も東北から九州まで各地から計25匹がエントリー。飼い主が愛犬の魅力をアピールし、観客の投票で大賞を決める。「100匹ほどの申し込みがあった。毛色が偏らないよう選抜することも考えたが、公平を期するために先着順で出場する犬を決めた」と河野さん。わさおの世話を長年サポートしてきた「わさおプロジェクト」の工藤健さん(54)は「わさおの名を冠した交流の輪が、途切れることなく続いていくことに驚きと喜びを感じている」と話している。

長毛は秋田犬保存会(本部・大館市)が定める「秋田犬標準」から大きく外れており、愛好者の間で偏見を持たれることも少なくない。河野さんは「昨年は出場する犬だけでなく、合わせて200匹を超す秋田犬が会場を訪れ、長毛、短毛を問わず交流を楽しんでいた。秋田犬に癒やされながら、あらゆる命の大切さを感じてもらいたい」と意気込んでいる。

午前10時開始。観覧無料。

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わんこがつなぐ世界と秋田

モフモフした毛並みに、つぶらな瞳、くるりと丸まった愛らしいしっぽ。たくましい身体を持ち、飼い主に忠実な性格でも知られる秋田犬は、今や世界中の人気者です。海外での飼育頭数は増え続け、本場の秋田では観光振興に生かそうという動きも活発化してきました。秋田魁新報は「秋田犬新聞」と題し、国内外のさまざまな情報を発信していきます。秋田犬を通して世界と秋田をつなぐ―。そんなメディアを目指していきます。

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