魅力的な長毛秋田犬が一堂に 「わさお大賞」大阪大会

  • 2022-11-16
  • 2022-11-17
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 長毛秋田犬が一堂に会し、魅力を競い合う「わさお大賞」の大阪大会が13日、大阪府泉大津市で開かれ、堺市の神森実生希(みいき)さん(22)、未明(みあき)さん(24)夫妻が飼う「もすけ」(雄、1歳)が大賞に輝いた。

全国各地から長毛秋田犬が集結した「わさお大賞」大阪大会

 東北から九州まで全国各地の25匹が参加。約300人の観客を前に、飼い主が愛犬の魅力をアピール。観客一人一人が気に入った犬に投票し、大賞を決めた。

わさお大賞大阪大会を制した「もすけ」(左手前)と神森さん夫妻。右手前は最近飼い始めた秋田犬の「百合」

 神森さん夫妻は昨年、ペットショップで見かけた長毛秋田犬のモフモフした見た目に一目ぼれし、飼い始めたという。未明さんはもすけを「他の雄犬には盛んにほえたりするが、甘えん坊で人懐っこい犬」と評する。本番では、お手、伏せ、ハイタッチなどの“得意技”を披露した。未明さんは「大勢の人を前にしても落ちついて対応できた。優勝できてうれしい」と話していた。

「もすけ」に続く票数を獲得、2位となった「大和」

 わさお大賞は、青森県鰺ケ沢町のイカ焼き店の看板犬で、2020年6月に死んだ「わさお」の人気にあやかろうと同町で開かれていた大会。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、同年以降は休止が続いている。大阪大会は、19年に大賞に選ばれた小次郎(雄、5歳)を飼う河野海(つよし)さん(45)を中心とした有志が昨年に続いて開催した。河野さんは「長毛秋田犬が日の目を見るきっかけをつくってくれたわさおへの感謝の気持ちを忘れず、来年以降も、多くの人に愛される長毛秋田犬をみんなで選ぶ大会にしていきたい」と話している。

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モフモフした毛並みに、つぶらな瞳、くるりと丸まった愛らしいしっぽ。たくましい身体を持ち、飼い主に忠実な性格でも知られる秋田犬は、今や世界中の人気者です。海外での飼育頭数は増え続け、本場の秋田では観光振興に生かそうという動きも活発化してきました。秋田魁新報は「秋田犬新聞」と題し、国内外のさまざまな情報を発信していきます。秋田犬を通して世界と秋田をつなぐ―。そんなメディアを目指していきます。

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