秋田県湯沢市の小正月行事「犬っこまつり」は、江戸時代に盗賊が家に入らないよう犬の置物を家に供えたのが始まりとされ、会場にはお堂や犬の雪像がずらりと並ぶ。近年は「愛犬祈願祭」を目当てに、大小さまざまな種類の犬を連れた愛犬家が訪れ、ワンちゃんの社交場のような雰囲気になっている。コロナ禍で3年ぶりの開催となった今月11、12日、会場の市総合体育館周辺に県内外から多くの秋田犬が集結し、かわいらしい表情を見せてくれた。
勢ぞろい
県内外から訪れた秋田犬と飼い主たち。犬っこまつりで仲間に会えるのが楽しみという
愛犬祈願祭
「愛犬祈願祭」で、神主からおはらいを受ける参加者たち
はるばる
2021年のわさお大賞大阪大会を制した「らんらん」も京都府向日市から訪れた。「安全第二」という黄色い帽子が印象的。飼い主いわく「おやつが第一」
ちょうネクタイ
ちょうネクタイがついた布を首に巻いておしゃれした秋田犬たち
手作りマフラー
首にマフラーを巻いた秋田犬たち。山形県の女性が手作りして友人の犬たちにプレゼント。会場でひときわ人々の目を引いていた
きょうだい
仙台市から訪れたポチ(左)とハチのきょうだい犬。顔つきもそっくり
“2ショット”
本物とキーホルダーの秋田犬の“2ショット”
触れ合い
子どもと触れ合う秋田犬