土産品として人気の秋田犬の縫いぐるみに新たな仲間が登場した。大きな目が特徴の「ロイ」。大館市内の観光施設などで販売されている。
米国の縫いぐるみ製造大手の日本総代理店が手掛けた。同社の縫いぐるみは、誕生日や名前の由来といったストーリーがある。ロイのストーリーは、大館国際情報学院高校3年の三政乃愛(みまさ・のあ)さんが考え、採用された=写真。
ロイは忠犬ハチ公への敬意を示し、ハチ公と同じ11月10日生まれ。「忠実」を示す英語「loyal(ロイヤル)」が名前の由来となっている。
価格は900円(税別)。売り上げの2%が秋田犬保存会に寄付される。三政さんは「地域のために何かしたいという気持ちが形になり、うれしい」と話した。