手押しの味わい添えて♪ もふもふな消しゴムはんこ

  • 2024-03-13
  • 2024-03-14
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 秋田県潟上市の消しゴムはんこ作家・米屋智子さん(41)が手がける「秋田犬はんこ」は、図柄の秋田犬の柔らかな表情や、もふもふ感が特徴。秋田の土産品としても人気を集めている。

米屋さんが手がける秋田犬はんこ。アレンジ次第でさまざまな楽しみ方がある

 秋田犬はんこは、立ち姿の大(1100円)、りんとした表情の小(770円)、垂れ耳の子犬や肉球などの4個セット(1650円)がある。インターネット通販「BASE(ベイス)」や道の駅あきた港(秋田市)、鳥海山木のおもちゃ館(由利本荘市)などで販売している。

 米屋さんは10年ほど前に消しゴムはんこ作りを開始。秋田の魅力をはんこで表現してみたいと、男鹿のナマハゲや秋田弁をモチーフにした図柄で作るようになり、秋田犬はんこもその流れで誕生した。

 図柄の参考にしたのは、大館市のNPO法人で以前に飼われていた秋田犬。優しい表情に魅了された。誰が見ても秋田犬だと分かるよう、体のボリューム感を意識して改良を重ねた。

 お勧めの使い方は、紙にはんこをランダムに押して、ブックカバーや包装紙に仕立てる方法。顔のはんこを押して本のしおりを作ると、ページに挟んだ時に表情がひょっこり見えて癒やされるという。

しおりに仕立てると、顔がページからひょっこり

 米屋さんは「かすれやにじみといった味わいが出るのが手押しならでは。渡す相手を思いながら、はんこを押すという一手間を楽しんでほしい」と話す。

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わんこがつなぐ世界と秋田

モフモフした毛並みに、つぶらな瞳、くるりと丸まった愛らしいしっぽ。たくましい身体を持ち、飼い主に忠実な性格でも知られる秋田犬は、今や世界中の人気者です。海外での飼育頭数は増え続け、本場の秋田では観光振興に生かそうという動きも活発化してきました。秋田魁新報は「秋田犬新聞」と題し、国内外のさまざまな情報を発信していきます。秋田犬を通して世界と秋田をつなぐ―。そんなメディアを目指していきます。

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