能登半島地震で被災した動物たちを支援しようと、秋田県大館市のブリーダー羽沢麻美さん(48)が秋田犬のイラストが入ったトートバッグの販売を始めた=写真。売り上げの一部を石川県獣医師会に寄付する。受け付けは4月末まで。
地震発生後、支援活動で現地入りした友人から、ドッグフードやペットシーツなど動物向けの物資が不足していると聞き「大変な思いをしている動物たちを少しでも助けたい」と考えた。
トートバッグは1個1500円。それを超える寄付も受け付ける。羽沢さんが飼っている秋田犬の綺羅(12歳、雌)のイラスト入りで、2種類のデザインを用意した。2個以上買うと、秋田犬キーホルダーと秋田犬保存会(本部・大館市)作製のクリアファイルが付く。
羽沢さんのX(旧ツイッター)、インスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)から注文できる。アカウントはいずれも@kirachanfamily
本部が入る秋田犬会館でも近く販売予定。羽沢さんは「一人一人は微力でも、まとまれば大きな力になる。ぜひ協力をお願いしたい」と話している。