JRの秋田犬キャラクター「あきお」弘前ねぷたに

  • 2024-08-05
  • 2024-08-22
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秋田犬のキャラクター「あきお」のねぷた

 JR秋田支社が観光情報発信で活用する秋田犬のキャラクター「あきお」をかたどったねぷたが今夏、初めてお目見えした。弘前ねぷたまつり(1~7日)で、JR・駅前地区ねぷた愛好会の大型ねぷたの前座として運行。5、6の両日にも登場する。

 あきおはマイペースな性格という設定で、癒やし系の見た目が特徴。津軽の海岸で気ままに生活する猫の「つがにゃん」と共に、同支社が交流サイト(SNS)などでPRし、人気を集めている。

 同支社が弘前市の観光施設「津軽藩ねぷた村」に制作を依頼。過去2回、つがにゃんのねぷたは制作していたが、あきおは今回が初めて。

JR・駅前地区ねぷた愛好会の前ねぷたとして登場するあきお(左)とつがにゃんのねぷた

 あきおは豆しぼりを頭に巻き、青いはんてんを着用。足下には、秋田犬の赤ちゃん、納豆好きな秋田犬の双子のキャラクター「イソくん」と「フラボンちゃん」がいる。同じくお祭り仕様のつがにゃんねぷたも一緒に運行する。

 制作期間は約2カ月。ねぷた村の石戸谷健係長(36)は「秋田犬らしい丸みを針金でかたどるのが難しかった。夜に明かりがともったねぷたは幻想的。あきおとつがにゃんの2体が並ぶ姿はとてもかわいらしいので、ぜひ見てほしい」と話す。

 ねぷたはまつり終了後、JR秋田駅でも展示する予定。

弘前ねぷたまつりで出陣したあきお(右)とつがにゃんのねぷた=6日(読者提供)
あきお(右)とつがにゃんのねぷたが実際に運行された様子(津軽藩ねぷた村提供)
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モフモフした毛並みに、つぶらな瞳、くるりと丸まった愛らしいしっぽ。たくましい身体を持ち、飼い主に忠実な性格でも知られる秋田犬は、今や世界中の人気者です。海外での飼育頭数は増え続け、本場の秋田では観光振興に生かそうという動きも活発化してきました。秋田魁新報は「秋田犬新聞」と題し、国内外のさまざまな情報を発信していきます。秋田犬を通して世界と秋田をつなぐ―。そんなメディアを目指していきます。

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