秋田犬46匹、りりしく 大仙市で保存会支部展


秋田犬の体つきや顔立ちなどを審査した展覧会

 第96回秋田犬保存会県南支部展覧会が11日、秋田県大仙市内小友の県立農業科学館駐車場で開かれた。招待犬も含め県内外11支部から46匹が出陳され、体格や毛並みの良さを競った。同支部(濱田正巳支部長)の主催。

 審査は年齢や性別ごとに8部門で行われた。保存会審査部の審査員が、1匹ずつ体つきや顔立ち、尾がきれいに巻かれているかなどをじっくりとチェックした。最高賞に当たる特優1席には成犬雌の美杉号(出陳者=小崎恵一郎さん、宮城県支部)、成犬雄の雲海丸(同=山本陸翔さん、新潟県支部)が選ばれた。

 この日は出陳者や観客にマスク着用、手指の消毒を求めて行った。濱田支部長は「新型コロナウイルスの影響で展覧会が中止に追い込まれた支部は多いが、良い犬を育てるため会員同士で情報交換し学ぶ場は大切。対策に協力してもらえてよかった」と話した。

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モフモフした毛並みに、つぶらな瞳、くるりと丸まった愛らしいしっぽ。たくましい身体を持ち、飼い主に忠実な性格でも知られる秋田犬は、今や世界中の人気者です。海外での飼育頭数は増え続け、本場の秋田では観光振興に生かそうという動きも活発化してきました。秋田魁新報は「秋田犬新聞」と題し、国内外のさまざまな情報を発信していきます。秋田犬を通して世界と秋田をつなぐ―。そんなメディアを目指していきます。

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