「ふわふわ」見て楽しんで 千秋公園、秋田犬展示スタート

  • 2021-05-07
  • 2021-05-07
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 秋田市の千秋公園二の丸で秋田犬を展示する「秋田犬ふれあい処(どころ)in千秋公園」が5日始まった。家族連れや観光客などが、秋田犬を眺めたり写真を撮影したりして楽しんだ。11月7日まで。

5日に展示された秋田犬の北宝丸

 秋田犬保存会の会員が育てた5匹を日替わりで展示。来場者はケージ越しに見て楽しめる。新型コロナウイルス感染対策のため、触れることはできない。

 秋田大付属小1年の広瀬優葵(うた)さん(6)は「ふわふわしていた。また見に来たい」、秋田市手形の北畑マルミさん(63)は「毛並みがきれいで、大切に育てられていると感じた」と話した。

 5日は雄の北宝丸(3歳5カ月)を展示。北宝丸はケージの中でほえることなく過ごし、訪れた人は「大きい」などと声を上げながら見入っていた。

家族連れなどが訪れた「秋田犬ふれあい処」

 主催する秋田観光コンベンション協会の担当者は「秋田犬を見て癒やされてほしい。散歩がてら気軽に来てほしい」と話した。

 コロナ対策のため、場内に消毒液を設置。来場者には、マスクを着用するほか並ぶ際に他の人と距離を取るよう呼び掛けている。

 ふれあい処は2018年度に始まり、今回で4年目。昨年度は1万5068人が訪れた。

 展示は午前11時~正午、午後0時半~1時半、2~3時の3回。無料。問い合わせは秋田観光コンベンション協会TEL018・824・8686

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わんこがつなぐ世界と秋田

モフモフした毛並みに、つぶらな瞳、くるりと丸まった愛らしいしっぽ。たくましい身体を持ち、飼い主に忠実な性格でも知られる秋田犬は、今や世界中の人気者です。海外での飼育頭数は増え続け、本場の秋田では観光振興に生かそうという動きも活発化してきました。秋田魁新報は「秋田犬新聞」と題し、国内外のさまざまな情報を発信していきます。秋田犬を通して世界と秋田をつなぐ―。そんなメディアを目指していきます。

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