「みんなの心に生き続けて」 大館市民、花手向けハチ公しのぶ

  • 2021-05-09
  • 2021-05-09
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 忠犬ハチ公の慰霊祭が8日、秋田県大館市のJR大館駅前にある観光交流施設・秋田犬の里で開かれ、市民ら約20人がハチ公銅像に祈りをささげた。

 市民有志でつくる「忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会」(富樫安民会長)の主催。富樫会長(76)は「大館が全国、世界から愛されるハチ公の生誕地であることが誇り。ハチ公の力を借りて大きく飛躍することを祈念する」とあいさつした。

ハチ公銅像に花輪を掛ける小林さん(左)と齋藤さん

 ハチ公の生家を継ぐ齋藤良作さん(72)=大館市大子内=と大館南小6年の小林紅羽さん(11)が銅像に花輪を掛け、全員で黙とうした。小林さんは「これからもみんなの心に生き続けてください」とハチ公への手紙を朗読した。

 ハチ公は1923年11月に誕生。旧東京帝大教授の上野英三郎博士に飼われ、博士の死後も渋谷駅で帰りを待つ姿が評判となった。35年3月8日に死んでいるのが見つかった。

 慰霊祭は命日とされる3月8日の1カ月後に渋谷、大館両駅前でそれぞれ2017年まで行われてきた。18年からは、大館市と渋谷区の関係者が互いを訪問して交流を深めるため、大館での慰霊祭を4月から1カ月ずらし、5月8日に開いている。渋谷区の関係者は今回、新型コロナウイルス感染拡大の影響で参加しなかった。

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モフモフした毛並みに、つぶらな瞳、くるりと丸まった愛らしいしっぽ。たくましい身体を持ち、飼い主に忠実な性格でも知られる秋田犬は、今や世界中の人気者です。海外での飼育頭数は増え続け、本場の秋田では観光振興に生かそうという動きも活発化してきました。秋田魁新報は「秋田犬新聞」と題し、国内外のさまざまな情報を発信していきます。秋田犬を通して世界と秋田をつなぐ―。そんなメディアを目指していきます。

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