「ロッキー」表情愛らしく 道の駅「オガーレ」に新たな看板秋田犬

  • 2021-11-06
  • 2021-11-06
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 秋田県男鹿市の道の駅おが「オガーレ」の「秋田犬ふれあい処(どころ)」で、新たな看板犬「ロッキー」(雄、5歳)が展示デビューした。10月のイベント時に来場客の前に初登場し、早速愛らしい表情としぐさで楽しませた。

新たな看板犬「ロッキー」

 ロッキーは男鹿市五里合鮪川の薄田饒さん(79)の愛犬。赤毛で体重は35キロ。おとなしくのんびりとしたマイペースな性格という。薄田さんが帰宅するとすぐに駆け寄ってくる寂しがり屋で、人懐っこい面もある。

 オガーレでは雌の「つばき」が5月末に引退してから展示を休止し、看板犬として活躍してくれる秋田犬を募集。薄田さんが応募してロッキーの採用が決まった。

 ロッキーは10月23、24日に開かれたイベント「新米まつり」でデビュー。大勢の来場客に見つめられて緊張気味だったが、木材チップが敷き詰められた展示スペース内を走り回り、柵に前足を掛けて立つなど愛嬌(あいきょう)を振りまいたという。

 「秋田犬ふれあい処」では見学者は柵越しに見守り、秋田犬に触れることはできないが、記念撮影は可能。今後もオガーレのイベント開催時に登場予定で、薄田さんは「ぜひ多くの人にロッキーをかわいがってもらいたい」と話している。

 オガーレはロッキーのほかに2匹、展示に協力してくれる男鹿市内外の秋田犬を募集している。

 展示は屋外で土日、祝日の午前10~11時と午後1~2時。飼い主は犬と一緒に、気質や特徴を紹介する。1回1時間の展示協力につき1500円の報酬を支払う。悪天候時やオガーレの休館日は展示を休止する。

 秋田犬は狂犬病の予防接種などを定期的に受け、しつけがされていることが条件。協力期間は来年3月末までで、その後は1年ごとに契約更新する。
 

 オガーレのホームページ(http://michinoekioga.co.jp/)で用紙をダウンロードし、必要事項を記入。オガーレを運営する株式会社おが(〒010-0511、男鹿市船川港船川字新浜町1の19)に郵送する。12月末締め切り。問い合わせは同社TEL0185・47・7515

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わんこがつなぐ世界と秋田

モフモフした毛並みに、つぶらな瞳、くるりと丸まった愛らしいしっぽ。たくましい身体を持ち、飼い主に忠実な性格でも知られる秋田犬は、今や世界中の人気者です。海外での飼育頭数は増え続け、本場の秋田では観光振興に生かそうという動きも活発化してきました。秋田魁新報は「秋田犬新聞」と題し、国内外のさまざまな情報を発信していきます。秋田犬を通して世界と秋田をつなぐ―。そんなメディアを目指していきます。

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