秋田犬を間近に見たり、写真を撮ったりできる「秋田犬ふれあい処(どころ)in千秋公園」が、今年も秋田市の千秋公園二の丸で始まった。秋田観光コンベンション協会の主催。11月7日まで。
秋田犬保存会員が育てた6匹を日替わりで1匹ずつ展示。新型コロナウイルス感染防止のため直接触れることはできないが、ケージ越しに見て楽しめる。
市内で大規模なイベントが開催されるなど多くの来場者が見込まれる日は、複数匹展示する場合もあるという。
初日の5日は、「北宝丸(ほくほうまる)」(雄、4歳5カ月)がお目見え。ゆったりと寝そべる様子に、来場者は「かわいい」「大きい」などと歓声を上げて見入った。飼い主がケージから出した際には、りりしい立ち姿を写そうと多くの人がカメラを向けていた。
東京都港区の会社員三浦麻友子さん(37)は「顔がまん丸でいかにも秋田犬という感じ。見られて感動した」と笑顔で話した。
「秋田犬ふれあい処」は2018年度から実施。昨年度は1万1399人が訪れた。
展示は午前11時から午後3時まで(正午~午後0時半、1時半~2時は休憩)。無料。問い合わせは秋田観光コンベンション協会TEL018・824・8686