大館市で秋田犬保存会本部展 姿勢や毛並みなど美しさ競う

  • 2022-05-06
  • 2022-05-06
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 秋田犬保存会(大館市)の第145回本部展が3日、大館市の桂城公園で開かれた。国内外から185匹がエントリーし、国の天然記念物に指定されている秋田犬が容姿の美しさを競った。

 審査は、幼犬B(6カ月以上8カ月未満)から成犬A(4歳以上)まで、年齢別6部門の雄雌ごとに行われた。保存会が1938年に定めた「秋田犬標準」を基に、審査員7人が秋田犬らしい特徴が現れているかを1匹ずつチェック。立った姿勢や、毛並み、歯並びの美しさなどを採点した。

審査を受ける秋田犬

 犬たちは、審査員の確認が終わるまで前を向いてじっと立つなど、堂々とした振る舞いを見せた。会場には多くの秋田犬ファンが訪れ、審査の様子を取り囲んで見守っていた。

 出陳した小﨑慎太郎さん(38)=宮城県大崎市=は「他の犬にほえたり襲いかかったりしないようしつけし、場慣れさせてきた。こうしたマナーの面も含めて、今後も研さんに励みたい」と語った。

 家族で見学に訪れた小畑夢想(むそう)君(7)=東京都足立区=は「忠犬ハチ公の映画で秋田犬のことを予習し、賢い犬なんだと分かった。実際に見たら、とてもかわいい」と話した。

 本部展は春と秋の2回で、春に本部のある大館市で開催。秋は他の都市で開かれている。

 各部門の最優秀は次の通り。(かっこ内の出陳者は敬称略、地名は支部名)

 【成犬A】▽雄=飯綱(林正美、千葉県)▽雌=琥吹雪(ズザンナ・ハデ、セントラルヨーロッパ)
 【成犬B】▽雄=煌琳(松嶋善久、大阪府)▽雌=聖(水島哲治、北陸)
 【壮犬】▽雄=宝岳(石田孝一、熊本県)▽雌=銀乃琴(松永雄太、千葉県)
 【若犬】▽雄=哲心(冷水澄夫、大阪府)▽雌=春日(石田孝一、熊本県)
 【幼犬A】▽雄=立山(飯田廣行、茨城県)▽雌=紅(仲野秀明、大阪府)
 【幼犬B】▽雄=北陽丸(阿部しず子、山形県)▽雌=豪力菖蒲(工藤一也、秋田中央)

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モフモフした毛並みに、つぶらな瞳、くるりと丸まった愛らしいしっぽ。たくましい身体を持ち、飼い主に忠実な性格でも知られる秋田犬は、今や世界中の人気者です。海外での飼育頭数は増え続け、本場の秋田では観光振興に生かそうという動きも活発化してきました。秋田魁新報は「秋田犬新聞」と題し、国内外のさまざまな情報を発信していきます。秋田犬を通して世界と秋田をつなぐ―。そんなメディアを目指していきます。

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