ポーランドのズザンナ・ハデさん、秋保名誉章に喜び爆発

  • 2022-05-20
  • 2022-05-20
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 秋田県大館市で開かれた秋田犬保存会の第145回本部展で、ポーランド在住のズザンナ・ハデさん(36)=セントラルヨーロッパ支部=が出陳した琥吹雪(こふぶき、雌、4歳)が、特に優れた秋田犬に贈られる秋保(あきほ)名誉章に輝いた。ハデさんは「琥吹雪が良い犬であることは分かっていた。秋保名誉章を取れてとてもうれしい」と喜びを爆発させていた。

ズザンナ・ハデさん(右)と秋保名誉章に輝いた琥吹雪。左は夫と幼犬A雄部門に出陳した愛犬

 ハデさんは、2019年12月に埼玉県で開かれた第141回大会をはじめ、過去に10回ほど本部展に参加している。今回の本部展は5月3日に実施。琥吹雪は成犬A(4歳以上)雌部門に出陳された7匹の中で1位となり、同雄部門の上位2匹と共に秋保名誉章に選ばれた。ハデさんは幼犬A(8カ月以上10カ月未満)雄部門にも愛犬を出陳。14匹中2位と好成績を収めた。

 12年前から秋田犬を飼い始め、現在はポーランドでブリーダーをしている。「見た目も飼い主に忠実な性格も全てが好き」と目を輝かせる。夫と2人の子どもと一緒に4月下旬に来日。他の参加者ともすっかり顔なじみで、大会終了後は大勢の人々からの祝福に笑顔で応えていた。

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モフモフした毛並みに、つぶらな瞳、くるりと丸まった愛らしいしっぽ。たくましい身体を持ち、飼い主に忠実な性格でも知られる秋田犬は、今や世界中の人気者です。海外での飼育頭数は増え続け、本場の秋田では観光振興に生かそうという動きも活発化してきました。秋田魁新報は「秋田犬新聞」と題し、国内外のさまざまな情報を発信していきます。秋田犬を通して世界と秋田をつなぐ―。そんなメディアを目指していきます。

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