忠犬ハチ公像で知られる東京・渋谷駅近くのビルに掲げられた大型モニターに、巨大な秋田犬の3D映像が映し出され、通行人を驚かせている。
4棟のビルの屋上や壁面に計8枚のモニターを設置。秋田犬の子犬が時計の文字盤を持ち上げて顔をのぞかせたり、飛んできたフライングディスクをキャッチしたりと元気いっぱいの姿を見せる。まるで隣のビルへ飛び移ったように見える演出もある。
屋外広告などを手掛ける「ヒット」(本社・東京)が制作。「コロナ禍で人々が落ち込みがちな中、多くの人に上を向いて温かい気持ちになってもらおうと企画した。大きな反響があり、秋田犬の持つパワーにとても驚いた」と担当者は話す。
映像は原則として午前7時から午前0時まで、毎時0分から約30秒流される。午後7時のみ放映なし。広告の都合で放映しないこともある。