秋田県は7日、秋田犬をテーマとした自動車の図柄入りナンバープレートのデザイン候補4案を公表した。11~31日に県民向けのアンケートを実施し、気に入った案を選んでもらう。結果を踏まえ、県や観光団体などでつくる審査会が11月中旬にデザインを最終決定する。
4案は「秋田犬の親子が並んで歩く姿」「赤毛と虎毛の2匹が堂々と立つ姿」「2匹の子犬がはしゃぐ姿」「白毛の秋田犬のアップ」がそれぞれ描かれている。8、9月に県内3市で開いたワークショップで県民から出された意見を基に作成した。
図柄入りのナンバープレートは「ご当地ナンバー」とも呼ばれ、地域の名所や名物などをデザインし、自治体が国に申請して導入する。本県では来年10月ごろの導入が見込まれている。
県交通政策課の担当者は「デザインは多くの県民の声を聞いた上で決めたい。ぜひアンケートに協力してもらいたい」と呼びかけている。
県のホームページに今月11日以降、アンケートの専用回答フォームが設けられる。問い合わせは同課TEL018・860・1283