東京都八王子市のJR八王子駅に巨大な秋田犬のオブジェがお目見えした。4月から始まる東北デスティネーションキャンペーン(DC)に先駆けて、JR八王子支社が企画した「中央線で巡る~東北6県スタンプラリー」の一環。
オブジェは高さ2メートル、横3.9メートル、奥行き2.1メートル。JR秋田支社から借り受け、八王子駅構内のみどりの窓口に8日から設置している。空気で膨らませるタイプだが、表面は繊維で覆われており、縫いぐるみのように見える。
八王子支社によると、スタンプラリーはJR三鷹、武蔵小金井、国分寺、立川、八王子、高尾の6駅で実施。各駅に一つずつ、東北6県を代表する夏祭りがデザインされたオリジナルスタンプを配置した。四つ以上集めると、先着で賞品がもらえる。八王子駅には竿燈のスタンプがある。
秋田犬のオブジェについて、八王子支社は「秋田犬は秋田を代表するイメージがあるので、秋田支社から提案を受けて設置を決めた。スタンプラリーを通じて東北の魅力に触れてもらい、DC期間中に多くの人に足を運んでもらいたい」としている。
スタンプを押すパンフレットはJR中央線の吉祥寺―高尾の各駅でもらえる。実施期間は31日まで。賞品の引き換えは八王子駅みどりの窓口前で行う。