「青ガエル」の中にふんわりケーキ 大館に新たな土産品

  • 2021-08-13
  • 2021-08-13
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 大館市観光協会(山城久和会長)は、JR大館駅前にある市の観光交流施設・秋田犬の里に展示中の鉄道車両「青ガエル」をモチーフにした新たな土産品「青ガエルパウンドケーキ」を商品化した。13日から秋田犬の里のお土産コーナーで売り出す。

 コロナ禍で来場者が減少傾向にある中、お土産コーナーを運営する協会が集客につなげようと企画。製造は大仙市で食品の企画販売を手掛ける、よしかタンポポプランニング(今野孝一代表)に委託した。

「青ガエルパウンドケーキ」(手前)と展示中の青ガエル

 青ガエルを細部にわたり忠実に再現した紙製のパッケージに、主に大館市で朝に収穫したエダマメのペーストを練り込んだパウンドケーキ(250グラム)入り。ケーキは甘さ控えめでふんわりとした食感。エダマメの風味を楽しめる。1個1296円。

 パッケージは高さ、幅とも10センチで全長18センチ。青ガエルそのままに丸みを帯びた車体と緑色が特徴で、長年の使用で割れたライトなど劣化した状態も再現し、内側には扇風機やつり革、座席などを線画で描いた。

 展示車両にはない車輪も運行当時そのままに再現。付属の紙製パンタグラフを取り付けるとオブジェとしても楽しむことができるという。

 今月の販売目標は500個。観光協会の畠山喜満専務理事(70)は「エダマメと青ガエルという二つのコンテンツを凝縮した商品。大館を代表するお土産にしたい」と話した。

 秋田犬の里は午前9時~午後5時。

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わんこがつなぐ世界と秋田

モフモフした毛並みに、つぶらな瞳、くるりと丸まった愛らしいしっぽ。たくましい身体を持ち、飼い主に忠実な性格でも知られる秋田犬は、今や世界中の人気者です。海外での飼育頭数は増え続け、本場の秋田では観光振興に生かそうという動きも活発化してきました。秋田魁新報は「秋田犬新聞」と題し、国内外のさまざまな情報を発信していきます。秋田犬を通して世界と秋田をつなぐ―。そんなメディアを目指していきます。

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